日本光生物学協会第39回委員会議事録
日 時: 2006(平成18)年6月17日(土) 14:00 〜 16:20
会 場: 京都京阪ホテル 「藤の間」
出席者: 三室 守(日本植物学会)長澤 裕(光化学協会、熊崎 茂一 委員の代理)、飯野 盛利(日本植物生理学会)、針山 孝彦(日本比較生理生化学会)、大岡 宏造(日本光合成研究会)、神谷 勇治(日本農芸化学会)、今元 泰(日本生物物理学会、加茂 直樹 委員の代理)、佐々木 政子(照明学会 光放射の応用・関連計測研究専門部会)、七田 芳則(日本動物学会)、藤堂 剛(日本放射線影響学会)、錦織 千佳子(日本光医学・光生物学会)、深田 吉孝(日本生化学会)、真嶋 哲朗(日本化学会)、櫻井 実(広報部会長)
欠席者: なし
議 事:
委員会最初に配布資料の確認を行い、その後、審議事項に入ることが承認された。
1.審議事項
1) 規約の改正について
第4条の改正案(協会として年会を行うという項目を追加する)が三室会長から提案され、審議の結果、これを了承した。
2) 第3回アジア・オセアニア光生物学会議について
2006年11月17日?20日に中国の北京において開催される第3回アジア・オセアニア光生物学会議(大会会長:Professor Xun Shen)について、三室会長から紹介され、日程、組織、準備状況等を再確認した。
また、シンポジウム提案リストについて検討した。PPSのEditor-in-chiefであり、2004年、韓国で開催された光生物学会議に於いてEdna Roe AwardeeであるDr. Janet Bornmanは別格として特別講演者とし、またProf. Pill-Soon SongはAOSP会長として会長講演を行うこととし、その他、PAJからPlenary Lecturerとして1ないし2名推薦することを決定した。具体的な人選を行い、佐々木政子委員は小野雅司博士(環境研、UV関連の疫学)を推薦、七田委員は前田章夫博士を推薦し、これを受けてこの2名をPAJから推薦することに決定した。またシンポジウム提案に関しては、PAJ委員から提案した4件(コメ光生物(4:飯野委員提案)、PYP(5:今元泰博士提案)、UV(8:佐々木委員提案)、光合成(11:三室会長提案))と視覚に関する一件、合計5件をPAJから強く推薦することにした。
3) 協会ホームページへの規約の掲載について
本協会の規約をホームページに掲載する件について審議し、これを了承した。櫻井委員に掲載を依頼した。
4) 国際会議後援依頼について
三室委員より、第7回 光合成生物におけるテトラピロール光受容体に関する国際会議への後援依頼について説明があり、後援することに決定した。
5)今後の活動について
本協会の国際的、国内的活動について議論した。また、会計の健全化のために、年会開催時には積極的に寄付金等を募り、余剰金を協会の会計に繰り入れることが話し合われた。
6)その他
三室会長が作成し、会員団体の長へ送付を予定している「本協会の活動状況をまとめた文書」について、意見があれば三室会長にコメントを送ることにした。送付先の会長名と住所について各委員がチェックし、間違いがあれば来週中に三室会長まで連絡することとなった。
2.報告事項
1)国際光生物学連合への会費支払いについて
藤堂会計幹事から、例年通りの年会費支払いを行ったとの報告があった。懸案の支払いの妥当性については、国際光生物学連合の会長である和田正三氏と協議することとした。
2)第3回アジア・オセアニア光生物学会議若手研究者派遣助成について
三室会長、藤堂委員、七田委員、佐々木委員、深田委員で構成されたWGにおいて、学生、ポスドクへの参加費の援助をする案が決定されたことが報告された。神谷委員からの示唆により援助額をドル建てから円建てに変更し、学生には30,000円、ポスドクには35,000円を支援することとした。この援助は、基本的には参加登録料に対する援助であり、これとは別に参加者各自が獲得するであろう旅費・滞在費と重複しない援助であることを確認した。
3)Photochemistry and Photobiology Special Issue について
Photochemistry and Photobiology誌の2006年11/12月号にPhotobiological Research in Asiaという標題のSpecial Issueを発刊することになり、30数件の原稿が寄せられ、査読が順調に進行中である旨、三室会長より報告された。
4)その他
広報部会長である櫻井実委員については旅費を支給することが再確認された。
次回の委員会は平成19年1月27日(土)とする
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