日本光生物学協会
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第38回委員会議事録

 

日本光生物学協会第38回委員会議事録(案)

日 時: 2006(平成18)年1月28日(金) 14:00 〜 17:00
会 場: 京都京阪ホテル 「藤の間」
出席者: 三室 守(日本植物学会)寺崎 正秀(光化学協会、熊崎茂一委員の代理)、飯野 盛利(日本植物生理学会)、針山 孝彦(日本比較生理生化学会)、大岡 宏造(日本光合成研究会)、神谷 勇治(日本農芸化学会)、加茂 直樹(日本生物物理学会)、佐々木 政子(照明学会 光放射の応用・関連計測研究専門部会)、七田 芳則(日本動物学会)、藤堂 剛(日本放射線影響学会)、錦織千佳子(日本光医学・光生物学会)、深田 吉孝(日本生化学会)、真嶋 哲朗(日本化学会)、櫻井 実(広報部会長)
欠席者: なし

議 事:
1 委員会最初に配布資料の確認を行い、その後審議事項に入ることが承認された。新委員として針山孝彦委員(日本比較生理生化学会、大石正委員から引継ぎ)が紹介された。

2.審議事項
1) 国際眼研究会議日本部会退会について 
  平成16年4月17日をもって国際眼研究会議日本部会が廃止・解散したために日本光生物学協会から退会する旨の届出が提出された。審議の結果、これを了承した。


2) 第3回アジア・オセアニア光生物学会開催について 
  第3回アジア・オセアニア光生物学会(大会会長:Professor Shen Xun)が2006年11月17日?20日に北京において開催される計画が三室会長より紹介された。AOSP国際委員である佐々木委員ならびに七田委員から、AOSPの会長であるSong教授あてに、大会概要を問い合わせることにした。また、広報やシンポジウム提案などを行う可能性について討議した。また、ポスター発表には充分な討論時間を確保してもらえるように要望することとした。櫻井広報担当委員にHPへの掲載を含め広報活動を依頼した。


3) 第3回アジア・オセアニア光生物学会出席の若手研究者への旅費の支援について 
  第1回および第2回のアジア・オセアニア光生物学会では、AOSP基金により、出席する若手研究者に旅費援助が行われた。これにならって、一件5万円の旅費援助をPAJ委員会からAOSP基金理事会に要請することが三室委員長から提案され、審議した。その結果、要請を行うこととなった。援助の実際に関しては、会議の詳細が主催者から通知されてから検討する必要があるため、AOSP基金理事会から三室会長、藤堂委員、深田委員、AOSP国際委員である佐々木委員、七田委員、の5名からなる選考委員会を作り、公募方法、選考方法、援助金額などを一任することとした。


4) 第39回 日本光生物学協会委員会の開催日程について 
  本委員会は一年に2回開催することが決められている。今年2回目の委員会として、11月のアジア・オセアニア光生物学会では時期として遅いので、6月17日(土)の午後14時から17時まで、京阪ホテルにて開催することにした。なお、本委員会の開催回数を、年会開催時期にあわせて年一回にする方向で次回の委員会で検討する事にした。


5) 会議開催の協賛について 
  加茂直樹委員より、第33回 生体分子科学討論会から協賛の依頼について紹介があり、審議した結果、協賛することに決定した。


6) その他 
  アジア・オセアニア光生物学会学会誌に関するアジア・オセアニア光生物学会会長からの要望について:
  AOSP会長のSong教授より、AOSPの学会誌として採択されたPhotochemical & Photobiological Science誌への投稿依頼があった。この雑誌には日本から津田基之教授がAssociate Editorとして就任していること、将来的にはimpact factorも伸びると考えていることなど等からできるだけ多くの日本人研究者からの投稿と講読を期待するとの要請があった。Song会長からの要請に応えて、PAJ参加学会協会に向けて各委員から投稿を呼びかけてもらうことにした。櫻井広報委員には、AOSPのHPにリンクをはってもらうなど、この件を広く広報できるよう依頼した。

3.報告事項
  1)会計報告 
1.1 日本光生物学協会会計 
  藤堂会計幹事より2005年度の決算報告が行われ、佐々木監事より報告は正確かつ適正である旨、会計監査報告が行われた。


1.2 PAJ基金 
  藤堂会計幹事より2005年度のPAJ基金の決算報告が行われた。


1.3 AOSP 基金 
  藤堂会計幹事より2005年度のAOSP基金の決算報告が行われた。


1.3 AOSP 事務局経費
  三室会長より2005年度のAOSP事務局経費の決算報告が行われ、Song教授の中国渡航に関する旅費使用について説明があった。今後、事務局(三室会長)の管轄から会計幹事に管轄移行したい旨の説明がなされた。


  2)アジア・オセアニア光生物学会HP上での国、地域名の標記について 
  AOSPのHP上での台湾の国名表示について、中国からの変更要請がSong会長にあり、AOSP会長が認めたとの報告が三室会長にあった旨、伝えられた。


  3)Photochemistry and Photobiology Special Issue について 
  PP誌の2006年11/12月号にPhotobiological Research in Asiaという標題のSpecial Issueを発刊することになり、この企画が順調に進んでいる旨の報告が三室会長より行われた。


  4)フォトンテクノロジーについて 
  科学技術会議から出された声明の中で、今後5年間に実施する科学技術基本計画の推進4分野には「光科学」は加えられず、光科学という文言も盛り込まれなかった旨の報告が三室会長からなされた。


  5)日本光生物学協会委員会への出席のための旅費について
  学会から旅費のサポートがある学会は日本生物物理学会であり、請求すれば支出される学会は日本農芸化学会、日本植物学会、日本光医学・光生物学会、日本動物学会である。


6)各委員からの報告
    特になし


7)その他
  光生物学協会委員会の意義について、将来的な役割を含めて議論した。我が国の光生物学の進歩に寄与する、という基本的な方針と共に、国際的な活動(例えば国際会議の開催など)の基盤としての組織であることを再確認した。実際の寄与として、年会開催による研究推進、出版物の企画・実施等、情報発信などの日常的な活動に加えて、独自の活動案を出し、実践していくことの重要性が討議された。さらに、国際光生物学連合へ会費を納入していることにより、参加学協会の会員が国際光生物学会への参加登録料が会員扱いになっていることなどのメリットがあることが確認された。この事実は必ずしも各学協会の会員の間で認識されてはいないので、日本光生物学協会の活動を参加学協会へ伝え、委員会の活動に理解を得ることとした。
  飯野委員より、規約に年会の開催が明記されていないので、これを明記する必要があることが指摘された。

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