日本光生物学協会第37回委員会議事録
日 時: 2005(平成17)年8月5日(金) 11:00 〜 12:30
会 場: 京都大学大学院地球環境学堂 三才学林
出席者: 三室 守(日本植物学会)秋本誠志(光化学協会、熊崎茂一委員の代理)飯野盛利(日本植物生理学会)大石 正(日本比較生理生化学会)大岡宏造(日本光合成研究会)小原喜隆(国際眼研究会議日本部会)神谷勇治(日本農芸化学会)加茂直樹(日本生物物理学会)佐々木政子(照明学会 光放射の応用・関連計測研究専門部会)七田芳則(日本動物学会)藤堂 剛(日本放射線影響学会)錦織千佳子(日本光医学・光生物学会)今元 泰(日本生化学会、深田吉孝委員の代理)真嶋哲朗(日本化学会)櫻井 実(広報部会長)
欠席者: なし
議 事:
本委員会での配付資料の確認をした。また、会議途中で第36回委員会の議事録が配布され、コメントがあれば、七田前庶務委員に連絡することとした。委員会最初に報告事項を行い、その後審議事項に入ることが承認された。
1.報告事項
1)フォトンテクノロジーの経緯について (資料1)
会長から資料1に基づいて説明があった。
2)国際光生物学協会への支払いについて
藤堂会計幹事より7月初旬に750ユーロ(日本円で109,655円)を送金したことが報告された。
会員団体の会費の徴収に関連して、国際眼研究会議日本部会との連絡がうまく取れていないので、小原委員に現状の確認と必要な処置をお願いすることとなった。
関連事項として、市民講座(下記参照)の開催のため、日本光生物学協会事業促進基金から10万円を会場使用料として第27回日本光医学・光生物学会事務局に支払うこととしたことが報告された。
3)第12回日本光生物学協会年会について
会長(年会実行委員長)より、本日の午後1時から明日の5時まで、第12回日本光生物学協会年会が京都大学大学院人間環境研究科会議室および京都テルサで開催されること、第27回日本光医学・光生物学会との共催でシンポジウム、市民講座が開催されること、が報告された。
4)第3回アジア・オセアニア光生物学会開催について
会長から、来年の7月上旬、もしくは11月下旬に北京で開催される予定であることが報告された。詳細な情報が入り次第、順次報告することが確認された。
5)各委員からの報告
大石委員から、日本比較生理生化学会の委員の交代についての報告があった。新委員は、浜松医科大学の針山孝彦先生で、2006年1月の委員会から出席することとなる。
6)その他
特になし。
2.審議事項
1)フォトンテクノロジーの今後の推進について (資料1)
会長報告に基づいて、光生物学協会としての今後の対応について議論した。佐々木委員より、第3次科学技術基本計画に組み込まれる可能性がどの程度確かなのか、の確認を取るべきであるとの指摘があった。光生物学協会がこの計画の推進母体のひとつとなる場合、光医学分野の発展や協力体制が重要になるとの会長の認識が示された。
2)協会の活動について(AOSP 会長からの提案への対応) (資料2)
AOSP会長(韓国、Prof. P.-S. Song)からPPSへの積極的参加要請にたいして、PAJとしての対応について議論した。基本的にはこれまでの対応(PAJは個人会員のいない組織なので、消極的な対応となる)を承認した。今後の対応として、まずPAJあるいはその下部組織として個人会員を持つ学会を立ち上げることも検討するという意見がだされた。Journalに対しては、editorを推薦しても良いのではないかということで、候補者の議論を行った。同日、AOSP会長からのメールでは、津田先生に依頼をしていることが判明した。
3)連絡体制の確認と充実について
年会開催に際して、情報の伝達範囲が狭いので、広げる方策はないかという会長からの意見を受けて議論を行った。情報公開法との関連もあり簡単にMLを増やせる状況ではないので、今後、櫻井広報部会長とも連絡を取って、解決策を練ることとなった。
4)年会に関して
飯野委員から、年会には異なった分野の研究者・学生が参加するので、研究発表は研究分野の紹介も含む、シンポジウム的なものを主体にしてはどうか、という提案があり、継続審議とすることとした。
5)その他
来年の年会は北京で行われる予定のAOSP会議で代用されることが承認された。次回の委員会は例年通り1月第3週の土曜日(平成18年1月21日)、京都で開催される予定である。
(文責:三室守、七田芳則)
委員会議事録メニューへ
|