お知らせ |
International Symposium on Biophysics of Rhodopsinsのご案内
【概要】
ロドプシンは、フェムト秒領域でのレチナールの光異性化にはじまり、
ミリ秒領域にまで至るタンパク質の構造変化を経て、光センサーや
光駆動イオンポンプとしてはたらきます。
最近ではオプトジェネティクスと呼ばれる細胞応答を光制御する技術に
用いられ、注目されています。また、様々な実験・理論技術の進展も促してきました。
このようなロドプシンの生物物理学および動物学研究の開拓と発展にご尽力されて
きました七田芳則教授が平成29年3月31日をもちまして京都大学大学院
理学研究科を定年退職されます。七田教授の数々のご功績を讃え、分野の益々の
発展を願い、国際シンポジウムを企画しました。ロドプシンに関連する国外の著名な
研究者による基調講演、国内の中堅・若手研究者による招待講演、一般参加者から
のポスター発表を行い、ロドプシン研究の進展や関連分野への発展について議論します。
なお、本国際シンポジウムの運営においては京都大学教育研究振興財団から
助成を受けております。若手研究者にはトラベルアワードとして旅費の補助を行います。
ご興味のある方は是非、ご参加くださいますようお願い致します。
【シンポジウム名】
「International Symposium on Biophysics of Rhodopsins
-Celebrating magnificent activities of Prof. Yoshinori Shichida-」
【日時】平成29年5月11日(木曜日) 9:00 〜 12日(金曜日) 17:00
【場所】京都大学理学研究科セミナーハウス(講演)
京都大学理学研究科6号館京化ホール(ポスター)
参加登録やプログラム等の詳細についてはWebサイトでご確認ください。
http://photo1.biophys.kyoto-u.ac.jp/shichida_sympo/index.html
【特別講演】
Prof. Yoshinori Shichida (Kyoto University, Japan)
[基調講演】
Prof. Klaus Peter Hofmann (Charite-Universitatsmedizin Berlin, Germany)
Prof. Richard A. Mathies (University of California, Berkeley, USA)
Prof. Gebhard F. X. Schertler (Paul Scherrer Institut, Switzerland)
Prof. King-Wai Yau (Johns Hopkins University, USA)
【招待講演】(敬称略)
Yuji Furutani (Institute for Molecular Science)
Hiroo Imai (Primate Research Institute, Kyoto University)
Yasushi Imamoto (Kyoto University)
Keiichi Inoue (Nagoya Institute of Technology)
Emi Kawano-Yamashita (Osaka City University)
Daisuke Kojima (The University of Tokyo)
Keiichi Kojima (Okayama University)
Mitsumasa Koyanagi (Osaka City University)
Takefumi Morizumi (University of Toronto)
Akishi Onishi (RIKEN Center for Developmental Biology)
Keisuke Sakurai (University of Tsukuba)
Keita Sato (Okayama University)
Mikihiro Shibata (Kanazawa University)
Shuji Tachibanaki (Osaka University)
Hisao Tsukamoto (Institute for Molecular Science)
Masataka Yanagawa (Cellular Informatics Laboratory, Riken)
Takahiro Yamashita (Kyoto University)
【オーガナイザー】
名古屋工業大学大学院工学研究科 教授
神取秀樹
大阪市立大学大学院理学研究科 教授
寺北明久
|